<オーガニックコットンフラワーが開花しました。>
さて、オーガニックコットンの栽培は難しいでしょうか?
答え・・・栽培するだけだと難しくはありませんが
オーガニックコットン製品を作るためには難しさが伴います。
多くの作業が必要になるからです。
とにかく栽培してみなければ・・・ということで
収穫したワタから種を取り・・・
栽培用のタネとします。
日本の場合
4月末から6月上旬までに種まきします。
オクラと同じ種まきの時期です。
ワタの種子は3年以上経ったものは種として使えないそうです。
昔は大麦と輪作したそうです。大麦の間に種を蒔いてたそうです。
一般的には窒素肥料を多く必要とすると言われていますがオーガニックなので有機質の肥料となります。
大雨の日を除いて、雨の降る前の日が最適です。
種どおしが絡まっているので撒く前に水によく馴染ませてから、ワラ灰などを使い絡まないようにします。
種まき後、1週間ほどで発芽します。
伸びてきたら大きくなりすぎないように摘心をします。
風で倒れやすい上、大きすぎると実もあまりつきません。
生育の手助けとして、土寄せ、除草が必要です。これには手間がかかります。
やりすぎに注意して、追肥をします。7月中旬以降はよく実をつけるようにするために与えないようにします。
7月中旬から9月にかけて黄色い花が咲きます。
収穫はこの後・・・秋となります。
繊維と分ける作業・・・ワタを採る
収穫後に干して 湿気をとる・・・
ワタの繊維に種がしっかり固着しています。・・・
などなど、手間ヒマが待っています。