EUエコラベルについて
「EUエコラベルについて」
欧州エコラベル制度は、3億7千5百万人ほどの消費者を対象として、持続的生産と消費パターンを改善する為の欧州委員会の重要な制度である。
この制度は様々な法的側面に準拠し、欧州エコラベル委員会(EUEB/European Union Eco-labelling Board)、メンバー国の担当機関、そしてステークホルダーの代表からなる諮問フォーラム(Consultation Forum)で構成される。
エコラベルを取得すると、一定期間有効性を取得し、年間費用を該当担当機関に支払う。
基準策定の方法は以下の通り
実現性と市場性の調査、ライフサイクル考慮、改善効果分析と基準の提案
2006年8月現在、23の異なった製品グループがあり、数百個の製品のために250以上の免許を与え、徐々に拡大している。
その内容とエコラベル取得企業はhttp://www.eco-label.com/default.htm(英文)で常に公示されている。
エコラベル基準を実務的に適用するための流れとしては、関係機関の手続き、技術や特許等の守秘性を保持しながらのオープンな諮問と透明性の確保がある。
欧州エコラベル委員会(EUEB)自体は、ドラフト作成を開始し、ワーキンググループを編成する。
もし承認されれば、ドラフトはインターサービスコンサルテーション(Inter-Service Consultation/欧州委員会の各事務総長で構成)に送られ、それからさらに投票を行うメンバー国代表からなる規制委員会(regulatorycommittee)に提出される。
多数決が得られれば、その基準は、評価と実証要求とともに公式機関誌に出版公表される。エコラベルのフラワーのマークは、環境のために最良とされる製品にのみ授与される。