1日の始まりの朝食の時間。フランスでは家族や仲間とのディスカッションやコミュニケーションの機会としても食事の時間はとても大切に考えられています。
フランス出身の私は、日本でも同じように、食事をしながら家族との大切な語らいの場として度々話しを深めていくのですが、時には話が止まらなくなり、家族を困らせることがあります。
ある日の朝食時の話です。みなさまともシェアしたい情報なのでご紹介します。
NATURAPURAの創立者フィロソフィー氏の話をしていたら、「アレルギー」と「愛のパワー」について話題が及びました。
「アトピー」や「アレルギー」という言葉、50年位前にはなかったように思う。(正確には1962年朝日新聞でアトピー性皮膚病が初めて紹介されているとのこと。そして政府及び学会によりガイドラインができたのは2000年以降のこと)
主人が小学校時代の出来事を話し出す。
「いつも笑顔の女の子がクラスにいたが、その子にはアトピーらしき皮膚炎があり、僕は気にならなかったが、何人かの男の子のいじめの対象になってしまった。
それに気付いた担任は、男の子達のことをもちろん叱ったが、クラス全体の責任として男の子全員が正座して反省させられた。
心では『僕は関係ないんだけど・・・』と思いながらも、そんなに屈辱ではなかったし、今にして思えば、いじめが深刻化する前の対処方として素晴らしかったと思う。」
両親や祖父母に聞いても、若い時に「アトピー」や「アレルギー」という言葉は知らなかったと言います。
現在、欧米諸国や日本でもアトピー性皮膚炎やアレルギーの問題を持つ子供が非常に多い。
=======> 一方
「アレルギー」という言葉について辞書で調べると
「ピルケ 【Clemens von Pirquet】 (1874~1929) オーストリアの小児科医。ツベルクリン反応が結核の感染の有無の診断に有効なことを発見。アレルギーという術語を提起した。」とのこと….
WHOによれば30年前から呼吸アレルギーが増加し、フランスでは1968年人口の3.8%に対して現在30% ・・・??食物のアレルギーも特に小児人口は急速に拡大している。
WHOでは【アレルギー】は公衆衛生の問題とされている。
=======> 他方
アメリカのデイビット・R・ホーキンズ博士の研究によると、[意識の無条件の愛]が薬の効果のように持続性があることを証明。
記事のタイトルは«がん細胞が最も嫌がるのは 【無条件の愛】»。
愛は免疫システムを活発化させ、がん細胞を不活性化する。
アメリカの研究所ではがん細胞が減少することを発見した。
研究のために募集された学生は、がん細胞が取集された箱の周りに立ち、がん細胞に「無条件の愛」を送るよう指示される。
その結果、実際にがん細胞が減少したようです。
この現象を説明することは難しく、同様に「無条件の愛」を具体的に説明はできないが、でも結果は結果なのです。
つまり、[愛]というものが自分の細胞、自分の根本である[心]とコミュニケーションを取れるように導いてくれるのだと思いました。
ネガティブな感情を完全に放棄することが治療の原理だということが証明され、それを社会、子供たちに伝えることの重要性を実感させてくれた朝食の時間でした。
Au revoir. Bonne continuation et à bientôt ?
長崎、2019年9月17日